なぜブログを書くのかと聞かれて、しばらく悩んでおりました。「そこにぶろぐがあったから」なんて、登山家みたいなことを言ってみます。でも、じゃぁ、なぜ文章を書くのかと突っ込まれたら。う~ん、う~ん・・・・と困ってしまう。でも、考え続けました。
これは、幼稚園の時のことです。おしゃべりなわたしを持てあました先生は、席替えの時、他の子どもの席はさっさと決めて、わたし一人を残し、どこに座らせればよいか、しばらくの間考えていました。何十年もたつのに、その時のことははっきりと記憶に残っています。悲しかったのだと思います。おしゃべりしすぎたのがいけないのだけれど。
当時のわたしは、小さな脳みそとわずかな人生経験しかないのに、何がおもしろくてたくさんしゃべったのかな。会って聞いてみたいです。
あれからン十年。おとなになって周りを困らせるようなおしゃべりはしなくなったけれど、それでも、わたしの体の奥の方に、園児のわたしがいるような気がします。
なぜ、文章を書くのかの答えです。感情が溜まって溜まって、こぼれてしまう。そんな感じだと思います。そうして、わたしは、そこにぴったりの言葉を見つけてあげたくなるのです。